むつ市中央町地区を中心とした店舗や事業者が加盟する商業協同組合です。

組合について

組合の目的

むつ中央商業協同組合は、地域住民の生活、文化、情報、交流、祭事などの情報発信拠点として、地域貢献を目的に設立されました。



組合の概要

名称むつ中央商業協同組合
所在地〒035-0073 青森県むつ市中央二丁目13番14号
連絡先TEL 0175-34-9741 FAX 0175-34-9742
主な事業イベント事業
設立平成24年8月28日



役員

役職氏名会社名
理事長熊谷 圭之輔(株)熊谷建設工業
理事内田 征吾(株)東京堂
理事濱崎 正明大湊興業(株)
理事村木 薫村木薫税理士事務所
理事田村 博文田村商事(株)
監事佐々木 司(有)ササキ美容院
監事宮形 恭子(株)川内ファーマシィー


理事長 年頭あいさつ

まず、このたびの令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。

改めまして、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

旧年中は、むつ中央商業協同組合の活動に多大なご理解、ご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やイスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突等が要因による世界経済の混迷から、日本国内の燃料油を始めとする様々なモノの物価が上昇し続けており、日本経済については問題が山積しております。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い様々な制限が緩和され、観光産業や外食産業、インバウンド等の復活に明るい兆しが見えており、日本経済も着実に力を取り戻しつつあると思います。

当組合でも昨年再び、楽市楽座のイベントを開催することができ、これもひとえに皆様のご協力、ご支援あってのことと改めてお礼申し上げます。

当組合は、例年同様組合員皆様と共に成長し、地域に元気をお届けできるように努力してまいりたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

令和6年1月5日
理事長 熊谷 圭之輔



中央地区の歴史(成り立ち)

中央商業協同組合の位置する中央地区は、我国最初の民間による都市計画で下北半島の中心に位置付けられたエリアである。
大湊興業株式会社が大湊の〝開港〟を目指して大正7年に設立された時点で、港湾計画と都市計画が策定された。
平成の合併前のむつ市の約3分の1、港湾部の土地の半分を所有していた大湊興業は、開港に必要な都市整備を企図した。
その中心に位置付けられたのが、中央地区である。

100年近く前の都市計画が何故、今日に迄影響を及ぼしているかというと、大湊興業が当時所有していた広大な土地には何もなかった。
道路を作り、鉄道を敷き、電気、水道等都市として機能するためのあらゆるインフラを基本に着手した。
今日の国道、県道、市道の主要部は、全て大湊興業の所有であった。

自らの手で道路や鉄道に関わり整備をしたものを、戦後そのまま踏襲した公共団体(自治体)の都市計画が、上記都市計画に基づかない筈はない。
それ故、むつ市中央地区はその地理的位置付けからして、まさしくむつ市の中心部に位置する。

田名部町と大湊町の合併によって、その中間部に位置する中央地区は、その重要性を増した。
其後、昭和40年代に至って、田名部地区に大畑方面に向かうバイパスを田名部主導のもとに設置した。
一見、田名部地区にとって有利な施策であったかの如き風であったものの、それは今日から見るとき、むつ市にとってその民力を削ぐものでしかなかったということが出来る。

下北半島全体を見据えた都市計画を無視したバイパスの位置付けが如何に愚かであったかは、避難道路と称し、大湊航空隊から田名部、大畑に抜ける山側の道路が(運動公園を通る)、今日に至るも尚完成しない根本の原因は、田名部のバイパスの位置付けに基因する。
当時、中央地区を通り、今日の山側の国道をバイパスとしておれば、むつ市、下北半島の発展は大きく変わったであろう。

今日、市役所や官庁、金融機関も位置付けられた中央地区は、50年、100年前との隔世の感がある。
大湊線下北駅も整備された。医療機関や文化的建物としての記念館や図書館を有した商業エリアを形成しようとしている。
インフラ整備として残されているのは、狭い田名部川に架かる橋のみである。
これの拡幅は何十年と語られてきているものの実現していない。
道路の幅をもたない県道橋は危険も多い。
これからの運動の一つと位置付けられるべきであろう。

組合について